弁理士試験の選択科目と短答試験、どちらが難しいか?
こんにちは!
弁理士試験の選択科目の日程がいよいよ今週末ですね。
私は大学時代にろくに勉強をしなかったので、選択科目の勉強は本当に四苦八苦しました。当時、特許事務所にいた技術者さんに、選択科目の勉強に苦労していることをぼやいたところ・・。の、懐かしいことを思い出したので、ちょっと書いてみます。
◎目次
1.選択科目の勉強に迷ったら大学時代の友人に聞いてみる
こちらにも書きましたが、私は選択科目の参考書選びから何を勉強したらいいかなど、大学時代に大変優秀だったゼミの同期に教えてもらいました。
友人は、私が持って行った過去問を見ただけで、それならこの辺の参考書を勉強すればいいかな、とすぐに理解したようでした。世の中には、本当に理解力が高い人がいる、というのを目の当たりにしたのでした。
きっと弁理士資格を取る人たちは、こんな人ばかりなんじゃ・・と落ち込みそうになったのを覚えています。でも、こんな私でも合格できました!大丈夫です!
勉強に迷ったら、大学時代やゼミ、予備校などで優秀そうな人を捕まえて勉強方法を聞くのも手だと思います。
2.技術者さんは50代のおじさまでした。
そんなこんなで、友人に参考書を選んでもらったことを、事務所の技術者さんにふと話しました。
その方は、50代も後半、もともと大手メーカーで技術職をされていた方で、私よりも後から入所されたのに、あっとゆうまに明細書をじゃんじゃん書き、お客さまにも指名され、とっても優秀な方でした。
その方が過去問を見たい、というので見せたところ、すぐ解けそうだと言いました。私はびっくりしました!
大学をでてずいぶん経っているでしょう、おじさまが、すんなり解けることにです。明細書をすらすら書けちゃう人って、こんな人なんだろうなーと思ったのでした。
3.明細書が得意でも弁理士になれるとは限らない
その方は、更にこんなことをおっしゃっていました。実は、弁理士試験に興味が出て勉強を最近始めた。面白いのだけど、いざ試験となると、短答試験の時間内に問題を解き切れるか分からない。スピード力がどうもな~と。
50代になってもまだまだ勉強に興味があることに、すごい!と思ったのとともに、理解力や仕事の出来と、弁理士試験(資格試験)に受かるかどうかって別問題なんだなーと。
どう考えても、そのおじさまの方が優秀で仕事が出来るわけで、でも資格は私が取れちゃったわけで。だから、資格って、取ってからが大事。取ってからこそ、勉強が必要なんだなーと思ったのでした。
あ、もちろん、勉強って、技術だけじゃなくて、仕事ことや心のことや、自分が何を追及していきたいのかってことも含むのですが。
4.最後に
こんなふうに弁理士資格をとる前は思ってたはずなのに、実は弁理士試験に合格した後、思いっきり氣が抜けちゃって、やる気がなくなっちゃったときがありました(笑)合格したときなんて、嬉しかった、というより、なんか目標がなくなっちゃった感じで脱力してしまいました。
ですので、皆さんは、こんな私にならぬよう、次のやりたいことに心を躍らせているほうがお勧めです。あれ、タイトルと思いっきり違う終わり方になっちゃっいましたね(笑)
答えはぜひ、ご自分で考えてみて下さいね。
それでは、また!