弁理士試験の選択科目はどうやって勉強した?合格ラインは?
こんにちは。
弁理士の論文式試験が終わったら、次は選択科目の勉強ですね。こんなとき、選択科目の免除だったら・・、という思いがよぎります。
しかし、選択科目は一度合格すれば、あとは永続的に免除になります。今、勉強する意味は大いにありますので、頭を切り替えて、最後の詰めに入りましょう!
◎目次
1. 過去問のチェック
過去問を解くことは大事です。ですが、どれくらいチェックした方がいいか迷いますね。この10年の間にずいぶん傾向が変わっていますしね。最近の傾向と同程度の問題は必須、それより前の簡単すぎ若しくは難しすぎな問題は、さらっと目を通すくらいでよいのではないでしょうか。
2. 基礎は大事だと思う。
過去問を見る限り、各問題の(1)番目は基本的な問題が多いように感じます。そこは落とさない、必ずとるつもりで基礎は押さえておきましょう。
ちなみに、私は基礎構造力学と土質力学と言う、受験生がほとんどいない科目でした。多分、受験当日も20人いたかどうか(笑)
そんなマニアックな教科ですが、参考までにどんな本を使って勉強したかご紹介します。
とにかく基礎をきっちりおさえ、過去問を解く、を繰り返しました。ちなみに、この本は、大学時代に大変優秀だった友人に選んでもらいました。私は簡単すぎるのでは、と思いましたが(勉強できないくせに(笑))、友人の勧め通りこの本でよかったです。この本を理解するだけでも大変でした。
3. いつから選択科目の勉強に着手する?
これは、人それぞれと思いますが、私は短答式試験がほぼ合格したな、と思った時点で勉強を始めました。
しかし、論文をおろそかにするわけにもいかないので、論文試験までは、9(論文):1(選択)くらいの割合です。論文が終わってから全力を選択科目に向けました。
4. 予備校は?
選択科目を扱っている予備校は、民法対策講座のLEC と、情報理論対策講座をや
ってるぱっとぜみを発見したのみでした(2019/9/29時点)。選択科目を扱っている所は少ないようですが、自分に合った選択講座があったら、活用してみるのも勉強時間の短縮にいいかもしれません。
5. 選択科目の合格ラインは?
選択科目の合格ラインは、得点(素点)が満点の60%以上であること、だそうです。
満点を取る必要はありません。6割取れれば大丈夫と、自分を安心させましょう。
やっと、論文が終わり、ついつい集中力が途切れそうになりそうな時期ではありますが、あと少しです。あなたの最高の力が発揮できますように!