弁理士資格~取得してからが始まり物語

弁理士の仕事についてあれこれ語ります。

弁理士短答式試験に落ちた後、翌年合格するまでにやったこと。

 

こんにちは。

私は、弁理士短答式危険に2度落ちた後、翌年合格しました。

短答式試験では、2回とも10点を下回るという悲惨な結果。。

そこから翌年合格するまでに、どのような勉強をしたのかを書いてみたいと思います。

 

◎目次

 

1. 短答式試験を復習する

 試験が終わったばかりで見たくもない、という気持ちを抑えつつ、短答式試験の問題をもう一度解きます。条文やレジュメを見ても良いので、とりあえずひと通り解きます。

 たとえ、点数が悪くても、試験直後が一番、理解力が高いときだと思います。このときに、一氣に短答式試験の条文の理解を進めてしまうことは、来年の合格へつながると思います。

 なお、この時点では、回答の解説がまだないので、どうしても理解できない所は、印をつけて放置します。勉強が進むにつれ、次に解いたときは出来るようになっている場合もあります。どうしても分からなない場合は、解説がでたときにでも確認します。

2. 論文式試験を当日のスケジュールで解いてみる

 論文式試験の当日、同じ時間に過去問を解きます。できるだけ、周りに人がいる状況がいいと思います。来年、短答式試験に合格した後の予備練習と思い、実際の試験を想定して解きます。

 参考までに過去記事です。

hkoffice116.hatenablog.com

3. 休む

 論文試験の日程通り、過去問を解き、不明な点の理解がすんだら、次に書く予備校の講座を受講する日まで、きっぱり勉強を休みました。来年の合格に向けて少しでも早くから勉強を始めたほうが有利、ということはよく聞きました。

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 しかし、私はどちらかと言うと、一旦休んでリフレッシュした方が、その後の勉強が進む、と思い、休みました。正直、不安もありましたが、結果的に良かったと思います。ただ、これは人により向き不向きがあるので、お勧めはしません。ご自分とよく相談してくださいね。

4. 予備校の論文講座に通う

 8月か9月くらいから始まる論文の基礎答練に参加したように思います。毎週、レジュメが何枚か配られて、1週間後に論文の試験がある、という形式でした。毎回、このレジュメを暗記すること、答練で10位以内に毎回入ることを目標に勉強しました。

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 当時私が受けた講座はこれ、とご紹介しようと思いましたが見当たらず。。なんせ10年以上前なので、もうないのかもしれません。 

 それぞれの予備校にコースの案内がありますから確認してみて下さいね。 

 

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弁理士専攻代々木塾【試験対策講座・ゼミの開講(通学・通信)】

5. 短答対策として過去問を繰り返すことを続ける

  短答対策として過去問をひたすら回して解きました。そして、この過去記事で書いたノートを作る、を繰り返しました。

hkoffice116.hatenablog.com

 短答対策で行ったのは、この過去問を回すことと条文をひたすら読み込むことです。青本も何回か読みましたが、最終的に過去問と条文に行きつきました。

  

6. 最後に

 3回目の受験にあたっては、論文の勉強に重きを置きました。論文の勉強が進むことで短答の理解も進んだように思います。また、本当に勉強漬けの生活ではありましたが過去記事でも紹介した通り、週に1度は休息の時間を取りました。
 

hkoffice116.hatenablog.com

 

 ご自身に合った勉強スタイルをぜひ見つけて下さいね。

 それではまた!