弁理士資格~取得してからが始まり物語

弁理士の仕事についてあれこれ語ります。

弁理士の論文試験の直前にやったこと

 

こんにちは。

弁士試験の論文式筆記試験(論文試験)がいよいよ近づいてきましたね。

私は短答3回目、論文試験は1回で合格することができました。合格したときに、直前に何をやったか書いてみます。

 

◎目次

 

1.論文のスケジュール時間で過去問を書いてみる

 特許法の時間通りにタイマーをセットして、過去問を解きました。本試験の1週間くらい前だったと思います。このときは、問題を解く、ということよりも、実際に書いてみる、ということに重きを置きました。

 私は万年筆を使って受験予定でしたが、実際に書いてみると後半、本当に手が疲れてきて書くスピードが遅くなります。試験直前に手を疲れさせたのはイマイチでしたが、試しておいてよかったです。このインクの消耗量などもチェックできましたし。ボールペンの方も、ペンの予備は必ず持って行きましょうね。

 また、過去問を解く場所は、カフェや図書館などの公共の場所を選び少しでも実際の場所に近づくようにしました。人の物音がしても集中できるよう問題を解く環境に慣らしておいたことも良かったと思います。

 これらは模試でも試している方が多いと思いますが、試験直前に試すことで当日の緊張感が減ったように思いました。

f:id:hkoffice116:20170620144617j:plain

2.スケジュール通りの時間を過ごしてみる

 先に書いたスケジュール通り過去問を解くことに通じるのですが、当日の時間割通りの時間を過ごしてみました。さすがに、全教科書いていたら、手が疲れすぎるので、書くのは特許法にとどめました。ただ、時間割どおりの勉強をしてカフェや図書館など、外で過ごしました。食事も時間割に沿ってとりました。

f:id:hkoffice116:20170619103520j:plain

3.出発時間や食事、軽食を考える

 事前に場所を下見できる人は、した方が安心だと思いますが、遠方だったり仕事の関係で行けない方も多いかと思います。その場合は、入念に場所の時間や余裕を持った交通機関の時間をチェックします。私は、交通機関が乱れた場合用にタクシーなども考慮しました(お財布にタクシー代が入ってるかなど)。

 また、当日のお昼は食べなれたものを買って持って行くといいと思います。また、長丁場ですので、いざというときのために、ちょっとつまめるおやつなど、軽食を持っておくと安心だと思います。

 

4.新しいことはしない

 とにかく、今まで勉強したレジュメを回すことに集中しました。というのも、今から新しい情報を仕入れても不安が募るだけだからです。今までのレジュメをさっと見て、レジュメの全体構成を思い浮かぶことができるか、というのをひたすら繰り返しました。細かいことは、当日条文集を見られるから大丈夫、と自分を安心させました。

 

試験ももうすぐですね。

ご自身の最高の力を発揮してきてしてきてくださいね!