弁理士資格~取得してからが始まり物語

弁理士の仕事についてあれこれ語ります。

特許~共同研究した技術をどう考えるのか?

 

 皆様、共同研究した場合の成果をどうするのか、悩んだことはありませんか?


共同研究の契約では、その定めが争点になることが、多々あるかと思います。


研究結果としての成果物が、実際のビジネスに実装した際に、そこにお金が発生したら、そのブンパイはどうするのか?


自分はいらないから、そちらで全部どうぞ、なんて言ってくれるところは、なかなかないですよね。


なので、契約で必ず明記しておくべきだと思います。ただ、なかなか決まらなかったりしますよね。


研究者としては、研究が進めばいい、というか、進まないと困る、のに、


法務知財が、会社が譲らないみたいになって、ゴタゴタしてしまったり。。


研究者としては、そんなことで研究がストップしたら大きな損失だし、

会社は会社で、利益を考えなくてはならないし。


そのバランスを考えるのが、法務知財担当の役割かもしれませんね。


そういえば、東大が五輪関連の知財開放するらしいですね。プロモーションとしての知財の活用法の一つなのかな、と思いました。

https://newswitch.jp/p/10399?from=np


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