弁理士資格~取得してからが始まり物語

弁理士の仕事についてあれこれ語ります。

コンナ弁理士ニワタシハ頼ミタイ(宮澤賢治風)

 


こんにちは!
すっかり寒くなり冬本番ですね。
勉強中の皆さま、加湿対策などしてお体に気を付けて下さいね。


さてさて、私が企業勤めをしていたときに、この弁理士さんまた頼みたいな、と
思った方がいました。

世間話もする感じではなく、外見も地味目(失礼)な感じでしたが、次回も
この人がいいなーと思ったのでした。

どうしてだろうと色々と考えてみたことを今日は書いてみます。

≪目次≫

  

1.これって例えばこんな感じ?

 その弁理士さんは、とても話を聴き上手でした。そして、
「それは、こうゆうことですか?」
「例えば、こんな場合はこうなりますか?」
「こうなってもいいですか?」
などなど、誘導してくれるのです。それも優しく。一緒に考えてくれている感じがあって、発明者もとても話しやすそうでした。

「資料いいね!社長にシェアさせていただきます」とベタ褒めするクライアント

2.出願に慣れてない発明者には・・

 当時働いていた会社では、特許出願自体が少なく、発明者も弁理士の方との打ち合わせ、なんていうのも初めてで緊張気味。発明提案書を書いたこともなければ、特許出願にあたって何を話したらいいのかも、ハテナマークな感じです。
 このような会社では、発明者を誘導してくれる弁理士さんは本当に助かりますし、
また頼みたくなります。
 逆に、どんどん疑問点を突っ込んでくる方だと、
「そこまで考えていなくて・・」
と、発明者が委縮しちゃって、次から発明を提案してきてくれなくなっちゃうのです。

険しい表情の取引先

3.発明してるの弁理士じゃない??

 そうそう、私がまだ新人と呼ばれたころ(いつ!)、発明って弁理士さんがしてるんじゃない?って思うくらい、発明者を誘導するのが上手い弁理士さんがいました。
今思うと、その弁理士さんは、発明者の頭の中にある概念を言葉にするのが上手だったのでしょうね。

ペンとノート

4.まとめ

 発明者だからといって、発明の細部まで全て完璧に思い描いているわけではない。
発明者に寄り添って一緒に考える弁理士でありたいし、そういった人に仕事を頼みたいと依頼側も思うのでは、と感じる今日この頃でありました。

 本日もお読み下さりありがとうございます。   

 

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