弁理士の仕事で楽しかったもの
こんにちは!
今日は弁理士資格を取ってからした仕事で楽しかった、興味深かったと感じた仕事をご紹介します。
◎目次
1.報奨金規定の改定
既にある報奨金の改定をしたときのことです。ずいぶん見直しがされていなかったのと(特許法35条の改定もありましたしね←古いっ)、発明者にとってもっと分かりやすくてやる気が起きるような規定になるように、と改定することになりました。
特許出願をしたいという発案自体が少なかったので、登録時より出願時に多めに報奨金を出したらどうか、期間限定で付加金を出すのはどうか、など色々と考えました。
改定後の報奨規定に則り、実際に発明者に報奨金が出されたときは、とても感慨深いものがありました。
2.商標ライセンス
商標のライセンスは、用途の限定や使用地域などなど、氣を使う部分が多々ありますが、興味深い仕事の一つだったと感じます。
自分の携わったライセンス契約の商標が、外でとある企業の商品に使われているのを見たときは、たいして興味のない商品でもつい手に取って買ってしまう、なんてこともありました(笑)
3.社内での啓蒙活動
会社内で、知的財産についての認識を深めてもらうための活動をしました。例えば、自身の会社と同じ業界ではどんな特許出願がなされているのかを技術者向けにセミナーしたりしたのは自分自身の勉強にもなりやりがいがありました。
また、商標て取らなきゃダメ?のような質問がくることも度々だったので、そもそも商標って何?というところを社内報を使ってアナウンスしました。これは部署のみんなで協力して楽しく読み易いものを作ったりなど工夫してとても楽しかったです。
4.まとめ
上で書いた仕事は、全て企業にいたときにしたものですが、弁理士試験や事務所で培った知識が全て全て役に立ったと思います。
例えば、特許のセミナーなどは、事務所時代にお世話になった先生に来て頂き、お話しして頂いたりしましたし、商標の啓蒙活動では、弁理士試験の知識が役に立ちました。今までの仕事で無駄なことはなく、全てはつながっているな、と感じました。
こやって書いてみると、他にも興味深かった仕事が浮かんできたので、また書きたいと思います。
それではまた!
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