商標を育てるということ
こんにちは。
梅雨時となりました。紫陽花が美しいですね。
さてさて、今日は商標を育てる、について書いてみます。
商標のお仕事をしていると、識別性のない商標をご希望されるお客様が多いなぁという印象を持ちます。
識別性がない商標は、よく知られている名前だったりするので、顧客吸引力がありそうに感じるのでしょうか。。
登録可能性は低いですよ、と言えども、絶対に登録にならないとは断言できないのが、この仕事の難しい所。
審判までがんばると、とれることもあったり。
私がムリと判断しても、他の人では取れたり。
識別性って判断が難しいですね。
まったく知られていない新しい名前は、魅力を感じないのでしょうか。
ビジネスと共に育っていくのが商標であり、商標法の趣旨に沿ってる気がするのですが、それを上手にお客様へ伝える術がなかなか見つかりません。
なにか、冊子でも作ろうかな(笑)
ビジネスしながら商標を育てよう、という発想はなかなか理解されないんですかね。と、思う今日この頃でした。