弁理士ってどんなお仕事?
こんにちは。
今日は弁理士のお仕事について語ってみたいと思います。
みなさん、弁理士ってどんなお仕事をするかご存知ですか?
理系の方なら知っているかな?
私は、理系大学卒ですが、まったく知りませんでした。
なにそれ??って感じです。
そんな私と同じくまったく知らない人に向けて、
簡単に説明しますね。
というところでお仕事されている方が多いのですが、
今回は主に「特許事務所」で働く弁理士の仕事を以下の順でご紹介します。
(1)特許の申請
(2)商標の申請
(1)特許の申請
特許の申請といわれても、なんのこっちゃ~でまったくイメージがわきませんよね。
まずは、これを見てください。
こんな画面が出てくると思うので、適当に単語を入力します。
例えば、「人工知能」と入力すると、こんなふうに検索結果がでてきます。
この中から、適当に文献番号をクリックして中を見てみて下さいね~。
見ました?
なんだか、難しそうな文献じゃないですかw
これが特許明細書です。
弁理士は発明者から発明の内容を詳しく聞いて、
この明細書のように発明を書き起こし、特許庁に申請するんですね。
明細書は発明の権利書の役割を果たすのでとっても大切なものなんです。
一見難しそうに見えるかもしれませんが、
明細書の書き方にはコツがあって、
慣れれば大丈夫。
新しい技術が好き、文章を書くのが好きと言う人に向いていると思います。
(2)商標の申請
それでは、次は商標のお話しです。
商標はさっきの 特許情報プラットフォームで商標を選択して、
適当な言葉(例えば、チョコレートとか)を入力し、文献を見てみて下さいね。
商標のお仕事は、
お客様が取得したい商標の申請書類を書いて、
特許庁に申請するお仕事です。
先ほど検索した文献を見て分かる通り、
特許のように長文を書く必要は基本ありません。
どちらかというと、お客様が商標を付けたい商品は具体的何なのか、
その商標は他人に使われていないか、などを調べ、的確に申請書類を作っていくことがお仕事になります。
商標を専門にしている弁理士には、女性や文系の方が多い気がします。
この他、実用新案・意匠のお仕事もありますが、求人の多くは、
特許明細書を作成する技術者、
その次に多いのが商標を扱う弁理士です。
大雑把ですが、特許事務所で働く弁理士のイメージをつかんで頂けたでしょうか?
次回は企業で働く弁理士のお話をしたいと思います。