弁理士資格~取得してからが始まり物語

弁理士の仕事についてあれこれ語ります。

弁理士の論文試験の直前にやったこと

 

こんにちは。

弁士試験の論文式筆記試験(論文試験)がいよいよ近づいてきましたね。

私は短答3回目、論文試験は1回で合格することができました。合格したときに、直前に何をやったか書いてみます。

 

◎目次

 

1.論文のスケジュール時間で過去問を書いてみる

 特許法の時間通りにタイマーをセットして、過去問を解きました。本試験の1週間くらい前だったと思います。このときは、問題を解く、ということよりも、実際に書いてみる、ということに重きを置きました。

 私は万年筆を使って受験予定でしたが、実際に書いてみると後半、本当に手が疲れてきて書くスピードが遅くなります。試験直前に手を疲れさせたのはイマイチでしたが、試しておいてよかったです。このインクの消耗量などもチェックできましたし。ボールペンの方も、ペンの予備は必ず持って行きましょうね。

 また、過去問を解く場所は、カフェや図書館などの公共の場所を選び少しでも実際の場所に近づくようにしました。人の物音がしても集中できるよう問題を解く環境に慣らしておいたことも良かったと思います。

 これらは模試でも試している方が多いと思いますが、試験直前に試すことで当日の緊張感が減ったように思いました。

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2.スケジュール通りの時間を過ごしてみる

 先に書いたスケジュール通り過去問を解くことに通じるのですが、当日の時間割通りの時間を過ごしてみました。さすがに、全教科書いていたら、手が疲れすぎるので、書くのは特許法にとどめました。ただ、時間割どおりの勉強をしてカフェや図書館など、外で過ごしました。食事も時間割に沿ってとりました。

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3.出発時間や食事、軽食を考える

 事前に場所を下見できる人は、した方が安心だと思いますが、遠方だったり仕事の関係で行けない方も多いかと思います。その場合は、入念に場所の時間や余裕を持った交通機関の時間をチェックします。私は、交通機関が乱れた場合用にタクシーなども考慮しました(お財布にタクシー代が入ってるかなど)。

 また、当日のお昼は食べなれたものを買って持って行くといいと思います。また、長丁場ですので、いざというときのために、ちょっとつまめるおやつなど、軽食を持っておくと安心だと思います。

 

4.新しいことはしない

 とにかく、今まで勉強したレジュメを回すことに集中しました。というのも、今から新しい情報を仕入れても不安が募るだけだからです。今までのレジュメをさっと見て、レジュメの全体構成を思い浮かぶことができるか、というのをひたすら繰り返しました。細かいことは、当日条文集を見られるから大丈夫、と自分を安心させました。

 

試験ももうすぐですね。

ご自身の最高の力を発揮してきてしてきてくださいね!

 

弁理士試験の予備校の選び方について考えてみた

こんにちは。

今日は、弁理士試験を受験するにあたり予備校をどう選べばよいか、考えてみました。
弁理士試験は、予備校を上手く利用することが最短合格への道だと思います。
説明会への参加や資料請求をして比較検討してみましょう!
 
 
◎目次
 
 

1.弁理士とは?


知的財産に関する専門家です。理系の資格ですね。文系の方もいらっしゃいますが、
多くが理系出身者です。技術を扱うこと多いので、理系の方が多いのだと思います。
主な仕事は、特許や商標などの知的財産を取得したい方のために、特許庁へ手続きを代理して行うことです。
・過去のブログもどうぞ

 1-1 就職、転職、独立

 就職や転職先は、主に特許事務所か企業の知的財産部です。私のように企業の法務部で働く方もいます。合格してから、転職する方もいれば、もともと特許事務所や知的財産部にいて試験を受ける方も多いです。また、弁理士は独立も可能な資格です。独立して活躍する場合には、自分の専門とする仕事を何にするか、お客様をいかに獲得するかなど、検討する必要があるでしょう。


 1-2 平均収入、給与

 技術に詳しい方や、営業スキルが高い方、独立して仕事をどんどん獲得する方など、高い収入を得ている人がいる一方で、ごく一般的な会社員の収入と変わらない方もいます。弁理士の資格があるというだけで、収入が跳ね上がる、ということはないと思います。収入に関する過去記事です。よかったらどうぞ。


 1-3 資格登録の費用

 弁理士試験に合格しても、弁理士を名乗るためには弁理士会に登録をしなければなりません。登録には費用がかかりますし、毎月の会費も必要です。
 

 1-4 弁理士を名乗るか

 上記の弁理士登録費用とも関連するのですが、弁理士試験に合格しても登録しない人もいます。特に、企業で勤めている場合は、登録しない人が多いのではないでしょうか。これは、企業が登録費用を負担したくない、という意図もあるでしょうし、登録していなくとも業務に支障がない(代理人業務を行う必要がない)からだと思います。
 逆に、事務所ですと、弁理士のメインとなる代理人業務を行うために登録が必要ですので、登録されている方が多いと思います。
 

 1-5 弁理士のメリット


 弁理士を取るメリットは、就職・転職の際に少し有利なことです。また、知的財産の仕事で、キャリヤチャンスが巡ってくる可能性が高いですし、仕事を進めていく上での説得力が増します。個人的に弁理士資格を取ってよかったと思う点は、弁理士資格を通じた人脈ができたことです。人脈というと大げさですが、普段、会社では出会わないような様々な方と知り合いになることができ、知見が広がりました。また、海外に留学したときも。この資格を持っていることで、現地の事務所の方と知り合い、その事務所を見学させてもらうなど、なかなか出来ない体験ができました。

上でも紹介しましたが過去ブログ→弁理士は仕事ない、食えないって聞くけどどうなんですか? - 弁理士資格~取得してからが始まり物語


2.弁理士試験の概要


 2-1 難易度(合格率)

 平成28年度の合格率は7.0%だそうです。

 →平成28年度弁理士試験の結果について | 経済産業省 特許庁

 10年ほど前に比べれば、幾分か合格率も上がりましたが、まだまだ難関資格の一つと言えそうです。

 2-2 勉強時間

 勉強時間については、一概には言えませんが、2500時間~3000時間程度は必要と言われています。参考までに過去記事です。

hkoffice116.hatenablog.com

 2-3 試験の概要

 弁理士試験は年に1回おこなわれ、短答試験、論文試験、口述試験の3つの試験に合格する必要があります。また、弁理士を名乗るためには、上記で説明した登録費用を収める他に、実務修習を終了する必要もあります。


 2-4 試験と仕事はちがう

  弁理士試験の内容のほとんどは法律に関するものです。特に、手続き周りに特化した法律となっているように思います。しかし、実際の実務において、手続き周りは特許事務を担当する方が行います(特に、特許事務所ではこれが顕著)。法律が好きで弁理士になると、実際の実務について驚かれる場合があるかもしれません。
 個人的な意見ではありますが、法律が好きな方は、商標弁理士や企業の知財担当も視野に入れておくといいかもしれません。

3.予備校について


 3-1 予備校に行った方がいいの?

 弁理士試験は、社会人の受験生が多い傾向があります。そうすると、勉強時間に限りがありますし、改正法等の情報収集にそれほど時間をかけることができません。また、弁理士試験の情報自体、それほど出回っていないので、予備校を上手く利用することが最短合格への近道だと思います。


 3-2 予備校の選び方

 社会人や育児中など、勉強時間があまりとれない方は、WEBやDVD等でフォローがあるものを選び、上手く活用しましょう。ただ、WEB等のフォローがあると思うと、ついつい講座に行くのを休みがちになってしまうので、講座は絶対に休まない、という心構えは必要かと思います。

 近くに講座がない場合は、通信を利用するのも一つの手です。こちらも、WEB等のフォローと同じですが、ついつい後回しになりがちですので、スケジュールを組んで勉強を進めていきましょう。


 3-3 予備校の比較

 予備校は、LEC TAC代々木塾がよく聞きますね。

 各予備校の講座や費用の一例を挙げてみました。

例示の費用の他にも、短答・論文・口述試験の模試の費用、書籍代など、色々と費用がかかることは念頭に入れておいた方がよいでしょう。

   

講座 (通学) 費用 場所 期間 実績

 【LEC

2018年合格目標  1年合格ベーシック+アウトプット完成 【通学+Webフォロー】

514,360円 新宿/名古屋/京都 5月~翌年2月 3年通算 初回受験合格者の3人に2人がLEC出身 ※http://www.lec-jp.com/benrishi/reason/

 【TAC

8ヵ月本科生

300,000円 新宿/渋谷/ 八重洲/梅田 9月~翌年6月 不明 ※体験記はこちhttp://www.tac-school.co.jp/kouza_benrishi/benrishi_jisseki.html

 【代々木塾

弁理士試験対策 H30論文短答入門コース

241,000円  お茶の水 4月~翌年3月 不明 ※体験記はこちhttp://www.yoyogijuku.jp/voice/

※2016/6/26日現在

※オプション等は考慮していません。   
※上記は例示です。この他にも、たくさん講座がありました。   
※割引価格の講座もありますので、随時費用は変更になると思います。

 

 3-4 ゼミは入った方がいいの?

 仲間がいたほうが頑張れる、情報収集に役立つという意味で、ゼミは有効かと思います。一方で、他の人の勉強の進み具合が気になったり、情報に惑わされやすくなったりする場合もあります。ご自身に合っているかで決めてもいいかと思います。

 ちなみに、私自身は、ゼミに入るための試験で落ちました(笑)でも、試験には合格しましたので、入っても入らなくてもどちらでもいいのかな、と思っています。

 

4.資料請求や説明会


 ご自身に合った予備校を見つけるためにも資料請求をしたり、説明会に参加して比較検討してみましょう。迷ったら無料のWEB受講や体験講座が用意されている予備校もあるので、受けてみるのもお勧めです。

   

 ※無料のWEB講義が体験ができるようです。

 

弁理士| 資格の学校TAC[タック]

※無料のWEB講義が体験ができるようです。

 

弁理士専攻代々木塾【試験対策講座・ゼミの開講(通学・通信)】

※無料相談があるようです。

 

5.個人的な感想


 私は、3回目の受験で合格しました。 予備校は代々木塾を選びましたが、初めの2年は、ほぼ勉強らしい勉強はしませんでした(反省)。あまりお勉強のできない私が 初めて学ぶには、代々木塾は少し難しかったように感じました。 3年目で合格した時は、代々木塾の論文の基礎コースを受けてみっちり勉強しました。 基礎でしたが、十分に活用できました。弁理士試験の全体像をつかんだ後だったので、論文の講座もすんなり理解できたと思います。

  当時、LECは短答に定評があると聞いたので、 初学者である私は、短答をLECで勉強して論文を代々木塾で勉強してみたかったです。 ですが、実際は予備校を変えるのもちょっと手間ですよね。割引も効かなくなったりするし。悩みどころですね。

 ぜひ、ご自分に合った勉強方法、予備校を見つけてくださいね!

 

 

弁理士| 資格の学校TAC[タック]

弁理士専攻代々木塾【試験対策講座・ゼミの開講(通学・通信)】

弁理士試験の勉強方法~私が試した3つのこと

 

こんにちは。

先日、短答の勉強方法について書きました。

 

hkoffice116.hatenablog.com

 

今日は、短答だけに限らず、全般的に試した勉強方法をご紹介します。

 

◎目次

(1)本は切る

(2)ノートを作る

(3)レジュメの暗記

 

それでは、スタート!

 

 

(1)本は切る


 とにかく、弁理士試験の参考書は、分厚くないですか?

私は、電車の中は勉強に集中できたので、常にバックに本を入れていたのですが、

あまりの重さにしんどくなりました。

考えた末、持ち歩きやすい大きさに、ばっさり切りました。

 

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おかげで、電車の中での勉強が快適に。

ただ、夢中になりすぎて、電車を乗り過ごすことが多発。。

通勤の際はお気を付けください!

 

(2)ノートを作る


 短答の過去問を解いているときの勉強方法としてノートを作りました。

作ったと言っても、決してきれいなノートではありません。

 

そもそも、きちんと統計だった分かりやすいノートが作れるくらい

弁理士試験の過去問を理解していたら、

ノートを作る勉強方法は、必要ない気がします。

 

私のノートの作り方は、過去問を解いていて、どうしても分からない所や、

理解できない所を、ノートに書くだけです。

問題番号と何が分からなかったのか、を書くだけ。

 

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そして、過去問を1度回したら、ノートに書いてある問題番号だけ解きます。

そこで理解できたらノートから削除。できなかったら残しておく。

 

そして、2回目の過去問を解くときも、同じようにする。

1回目で解けても、2回目であれって思うときもありますし。

逆に、まだ、ノートに残ってる問題が突然理解できるときもあります。

 

過去問を回しているうちに、

最終的に、何問かノートに残ると思います。

 

それが、自分の理解できない問題集です。

ここまで残ったものは、理解できないものと割り切り、暗記対象とします。

弁理士試験の前にざっと見返す際にも便利です。

 

 

(3)レジュメの暗記


予備校で配布されるレジュメを、

1週間に3枚暗記すると決めて暗記していました。

 

ただ漠然と1週間と決めても人間なかなか覚えないので、

時間や場所を指定して暗記しました。

例えば、朝の電車の中と、お昼休みしか見てはいけない、などです。

 

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そして、1週間の最後の日(例えば、日曜日など)に、

覚えているか紙に書き出します。

 

8割方、覚えていた場合は、ケーキなどご褒美を。

少し、やる気になります(笑)

 

その他にも、ご飯を作ったり、お風呂に入ったりするときは、

講義を録音したものをひたすら聞いていました。

当時は録音できたんですよね。今はOKなのかしら?ご確認下さいね。

 

 

役に立った勉強方法などありましたら、随時、追記したいと思います。

それではまた!

 

 

弁理士の短答試験の勉強方法について考えてみた。

 

こんにちは。

今年度の弁理士の短答試験はすでに終わり、今さら感がありますが、

短答試験の勉強方法について、お話ししたいと思います。

 

◎目次

(1)最初から短答試験の過去問を解いた方がいいと思った。

(2)短答試験の勉強をしても短答試験の点数は伸びない。

 

(1)最初から短答試験の過去問を解いた方がいいと思った。


突然ですが、弁理士試験を受けるぞ、と決めて、何から勉強しますか?

条文やレジュメを読んだり、暗記したりしなくては、と、

そればかりに集中して、いませんか?実は、私がそうでした。

 

でも、それではまったく勉強も進まないし、点数も伸びませんでした。

※10点も取れなくて、鉛筆、転がした方がいいと思いました・・。

 

でも、先日書いたこの記事でご紹介した、合格体験記を読み込んだところ、

合格した人たちは、さっさと過去問に着手していたのですよね。

 

hkoffice116.hatenablog.com

 

何もまだ分からないのに、過去問なんかを解くの?

と、思った方、ちょっとまって!!

もちろん、最初から自力で解くなんて時間がかかりすぎます。

最初は答えも条文も見ていいのです。

短答試験では、どんな問題がでるのか、どんなことを勉強したらいいのかを、

知るために、過去問を利用するのです。

  

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初めは、答えを見ながらでも過去問を解くのに相当の時間がかかると思います。

それでも、自力で解くより短答試験の理解も上がるし、条文の理解も進むと思います。 

 

(2)短答試験の勉強をしても短答試験の点数は伸びない。


短答試験の過去問は何回か解いてみましょうといいますよね。

私も3~5回は解きましょうと聞きました。

 

だけど、2回目を解き終わったときに、理解の限界を感じたのですよね。

それで、同じ特許事務所の弁理士の方に相談したら、

短答試験の点数を上げたかったら、論文試験の勉強もしたほうがいい、といわれました。

 

当時は、短答の過去問がある程度解けるようになってから、

論文の勉強をするもの、と思っていました。

しかし、論文の勉強をすることで、条文の理解が深まり、結果として短答の点数を

伸ばすことにつながりました。

 

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あれもこれもと、手を伸ばすと焦るばかりとなりますが、

ある程度、短答の勉強が進んだら、

初心者向けの論文の勉強を並行して進めることも手だと思います。

 

以上、弁理士の短答試験の勉強方法でした。

やはり、合格体験記や先輩弁理士の声は大変役立つと感じています。

ぜひ、参考になさってみて下さいね。

 

 

 

関連:弁理士試験の論文の書き方について考察してみた。 - 弁理士資格~取得してからが始まり物語

弁理士試験の論文の書き方について考察してみた。

 

こんにちは。

今日は、弁理士試験の論文の書き方についてお話します。

 

ちなみに、私の考える論文の書き方というものは、

テクニック的なことや法律的なことではなく、

読む人が読みやすいように書いてますか?ということに重きを置いています。

 

なので、その内容でもよろしかったらお読みくださいね。

 

◎目次

(1)論文試験がいつ行われるか知ってる?

(2)明細書のような論文は読みにくい。

(3)究極の読みやすさを狙うなら、箇条書き。

 

(1)弁理士の論文試験がいつ行われるか知ってる?


突然、何を言うかと思いますか?

でも、本当に皆さん知ってるのかなと思うときがあるのです。

弁理士の論文試験て7月ですよね。

つまり、皆さんの書いた論文を採点する人は夏の暑いときに採点するんです。

 

真夏のあつ~いときに、

めちゃくちゃ読みにくい文章がそこに横たわっていたらどうでしょうか?

 

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もちろん、人としても試験官としても立派な方、

素晴らしい方が採点なさっているとは思いますが、やはり人は人。

夏の暑いときに、意味不明な文章を延々、読めといわれたらしんどいと思うのです。

 

じゃあ、どうするのか。ということで、(2)です。

 

(2)明細書のような論文は読みにくい。


ようするに、読みやすい、分かりやすい文章を書きましょうよ、ということです。

例えば、特許明細書ってめちゃくちゃ読みにくくないですか?

 

あの文章が平坦容易な文章であると思えるのなら、それは才能だと思います。

ぜひ、弁理士になってください。

ただ、弁理士の論文試験であの文章を書くのはちょっと考えものです。

 

人が読み易い文章とはどんなものか、

少し考えてみるのも論文試験を通るために大切な

ことだと思います。

 

※もちろん、読み易い明細書があることは重々承知してますが、ここではご了承ください。

 

 

(3)究極の読みやすさを狙うなら、箇条書き。


もちろん、箇条書きで書けってことではないですよ。

ただ、箇条書きって読み易いですよね。

読み易い一例として、箇条書きをモデルにするということです。

 

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例えば、箇条書きに近づけるためには、接続詞に注意するという手もあります。

私が先輩に言われたのは、「が」はなるべく使わないということ。

「。」で切って、「しかし」とつなげ、一文を短くした方が読み易いからと

 

そしてなるべく簡単で分かりやすい言葉を使うこと。

もちろん、法律用語を使った方が一語で説明できて分かりやすいなら、

その言葉を使った方がいいでしょう。

ただ、全体としては、なるべく平坦容易な方が、読み手が疲れないと思います。

 

以上、私の考える弁理士試験の論文の書き方でした。

紙の向こうには人がいる。

これを思い浮かべるだけでも、文章が変わってくると思います。

 

 

 

関連:弁理士の短答試験の勉強方法について考えてみた。 - 弁理士資格~取得してからが始まり物語

弁理士試験に合格するためには高得点をとる必要はない?

 

 

前回に引き続き、今日も弁理士試験の勉強方法についてお話したいと思います。

hkoffice116.hatenablog.com

 

◎目次

(1)合格体験記を読む

  ・なぜ重要か

  ・合格体験記の読み方、使い方

(2)勉強時間を決める

(3)合格点を取れればいいんだよ、ってこと。

・模試の順番は、上位を狙うけど結果は気にしない

・みんなが間違える問題への取り組み方

 

前回、前々回で(1)(2)をお話ししたので、

今日は最後の(3)についてお話しします。

 

(3)合格点を取れればいいんだよ、ってこと。 


よく聞く話ではあると思いますが、資格試験では、高得点を取る必要はなくて、

合格点を取れればいいんです。合格すれば皆、同じ弁理士です。

合格してからどうするか、が大切なんだと思います。

 

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そこの意味を理解していないと、受験勉強を完璧にすることにとらわれて、

本来の合格する勉強方法から道をそれてしまいます。

 

よく陥りがちな勉強方法について例を挙げてみたいと思います。

 

・模試の順番は、上位を狙うけど結果は気にしない

この心構が大切です。上位を狙うように勉強はするのですが、

結果が、たとえ下から10番目くらいであっても気にしないことです。

 

気になりますがね・・・。

ちなみに私は、800人くらい受ける模試で750番目くらいでしたが、

合格しましたよ。

 

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模試は、試験独特の雰囲気やペースを体感することと、

どこが分からなかったのか、できていなかったのかを確かめる場所です。

 

模試で1番になったからといって、試験に合格しなければ意味がありません。

模試の利用の仕方をしっかり再認識しましょう。

 

・みんなが間違える問題への取り組み方

 勉強が好きだったり、調べることが好きな方は要注意な項目です。

例えば、短答で正解率が低い問題(解釈が分かれる問題)について、

なぜそうなのか調べて、自分なりの解を見つけたくなる気持ちはよく分かります。

 

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そもそも弁理士試験を受ける方にはそのような人が多いのではないでしょうか。

でも、皆が間違える問題は、間違えてもそこまでは合格点に影響がないと思います。

それよりも、皆が正解してくる問題を落とす方が致命的です。

 

皆が間違える問題は、この問題は解釈が分かれるらしい、ということを認識して

ある程度で見切りをつけることが大切だと思います。

 

 

 高得点を狙う勉強方法ではなく合格する勉強方法を目指しましょう!

 

以上、3回に渡って、勉強方法をお伝えしてきました。

次回は、論文の書き方についてお話したいと思います。

 

 

弁理士試験に合格するためには、毎日どれくらい勉強したらいいの?

 

こんにちは!

今日は、前回からの続きです。

hkoffice116.hatenablog.com

 

◎目次

(1)合格体験記を読む

  ・なぜ重要か

  ・合格体験記の読み方、使い方

(2)勉強時間を決める

(3)合格点を取れればいいんだよ、ってこと。

・模試の順番は、上位を狙うけど結果は気にしない

・みんなが間違える問題への取り組み方

 

前回、(1)をお話ししたので今日は(2)から。

 

(2)勉強時間を決める

勉強時間、どれくらい必要なのか、

ネットや予備校などで色々と情報が出回っているかと思います。

私が調べた所によると、3000時間以上とか。

まあ、ネットの情報なので、どこまで本当かは分かりません。

 

私の個人的な見解は、1日の勉強時間が最低5時間以上あれば

必要な勉強量をこなせるんじゃなないか、と思っています。

 

ただしこれは、

弁理士試験の全体像を理解していて、

・本試験まで1年程度あり、

・独学じゃなくて予備校に通う、

という前提があります。

 

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すでに勉強を始めていたり、受験経験がある方なら、

試験の全体像をつかむ時間はもう不要だと思います。

 

しかし、これから勉強をしようとする方は、

この全体像をつかむのにある程度の時間を必要とすると思います。

その時間は、1日5時間以上の中には含まれません。

 

また、勉強期間として1年、既に全体像をつかんでいる方なら

最低10か月は必要かと思います。

 

私の場合は、3回目で合格しましたが、初めの2回目までは、

短答で10問すら正解できないという状態。ほぼ勉強してませんでした。

 

それで、最後の年、これで受からなかったらやめようと決意し、

本試験の前年10月から予備校のレジュメをフル活用して合格しました。

 

やはり、効率よく勉強したり情報を仕入れるのには、

予備校を利用した方がいいと思います。

 

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 では、1日5時間勉強しよう!!と思っても、

働いているとそんな時間はなかなか・・と思う人も多いのではないでしょうか?

 

そんな方向けに、私の受験当時の勉強スケジュールを公開したいと思います。

ぜひ、こちらを参考にして自分自身にあった

スケジュールにカスタマイズしてくださいね。

 

 

≪1日5時間タイムスケジュール≫

さて、1日5時間と書きましたが、実際には、

1日に5時間も勉強する日はほとんどありませんでした。

 

はっ??ですよねw

 

というのも、1週間に勉強しなければいけない時間を算出して、

それを1週間でこなせればいいや、という工夫をしたのです。

 

具体的に説明します。

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≪タイムスケジュール≫

1日5時間×7日間(1週間)=35時間

35時間を曜日ごとに割り振る。

 

月~金:1日4時間 (朝2時間、昼30分、夜1時間30分など)

土  :5時間   (朝10時~夕方4時までの間で調整)

日  :10時間  (1日をフル活用)

--------------------------------------------------------------

こんな感じのスケジュールを毎週組みました。

毎週、組むのは、その週の予定によって、

勉強時間を変更する場合があるからです。

 

例えば、水曜日はどうしても外せない会食が入ってしまった。

朝2時間しか勉強できないから、その分を15分ずつ、

他の曜日に振替て勉強しよう、などです。

 

受験勉強中、基本は勉強優先なのですが、働いていると、

どうしても、というときがあります。そのときは、

週間でタイムスケジュールを組むと勉強量を柔軟に対応できます。

 

そして、このタイムスケジュール、一つお勧めのポイントがあります。

それは、絶対に勉強してはいけない時間を作ること、です。

 

私の場合は、土曜日の午後4時以降は勉強してはいけない、としていました。

そうすると、気になるんですよね。

あの問題はどうだったかな、あの条文の意味は・・・、なんてw

 

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でも、決して見ません。メモを取っておくくらいはいいですが、

次の日まで調べません。気になってしょうがない。

 

そうすると、不思議なことに、次の日の10時間の勉強も苦にならないんですよね。

強制的にでも休息をとったことで、リフレッシュして

翌日からの勉強が進んだように思います。

 

受験中は、どうしても勉強のことが頭から離れません。

強制的に休む時間を作ることも、勉強を長く続けていく上でのコツです。

 

ぜひ、ご自分に合ったタイムスケジュールを組んでみて下さいね!

 

 

 

ちなみに、私が3年目に合格へのスイッチが入ったきっかけをお伝えします。

当時、予備校の人気講師の方が、このようなことをおっしゃったんですね。

 

弁理士試験に合格しないと言ってる人の多くは、勉強量が圧倒的に足らない。」と。

 

この言葉を聞いて、私のことだと衝撃を受けました。

いつか受かるだろう~と悠長に構えて勉強量が足らなかったんですね。

 

そして、多くの人が勉強量が足らないということは、勉強量が追い付けば、

合格へ近づくのではないか、とも思ったのです。

 

もちろん、勉強量が多ければ絶対に受かるというわけではありません。

その辺は、予備校を利用して優良な情報を取り入れることが必要だと思います。

 

弁理士試験は難関とはいえ、働きながらでも十分に合格できる試験だと思います。

ぜひ、自分に合った勉強方法を見つけてみて下さいね!

 

 

 次回は、「(3)合格点を取れればいいんだよ、ってこと。」を

お伝えしたいと思います。 それではまた!